Gemini 2026 の Agent、ツール呼び出し、Structured Output の解説イメージ

Google AI Studio を開くと、ドキュメントの既定はすでに Interactions API です。本番はまだ outputsresponse_mime_typecontent.delta を読んでいます。マーケは Gemini Agent、Managed Agents、Antigravity を並べます。リリースを止めるのはモデル名ではなく、たいてい応答の形です。

本稿は 2026 年の公開ドキュメントに沿って、Gemini Agent の実行場所、フラットな出力から steps へのツール呼び出し、API と generateContent の共存、Structured Output の新記法を整理します。事実は 2026-08-18 時点、Interactions 概要5 月の破壊的変更 に準拠します。

提供内容: 開発者向けチェックリストであり、ランキングではありません。一言で言えば、新規は Interactions。本番は先に Api-Revision とパーサを直し、Agent 名を先に変えない。

Quick Answer

質問答え
今どの API?新規は Interactions(2026 年 6 月 GA)。generateContent は継続サポートだが、長時間 Agent は前者優先。
Gemini Agent とは?同じ interactions.create で呼ぶ Managed Agents(例 antigravity-preview-05-2026)。隔離 Linux サンドボックスで計画・コード・検索。
ツール呼び出しの最大変更?応答が型付き steps。ストリーム引数は arguments_delta を結合。
JSON の指定は?トップレベル response_mime_type をやめ、response_formattype: text + schema。
旧コードは即死?旧 schema は 2026-06-08 に削除予定。Api-Revision: 2026-05-20 で切替。

2026 年の Gemini Agent とは

「ツールを呼べるチャット」ではなく、モデルホスト型 Agent が同一エンドポイントです。通常は model、ホストジョブは agent

2026 年 8 月、同じ README 整理タスクで gemini-3.6-flash は約 8 秒antigravity-preview-05-2026 はサンドボックスで 40–90 秒。後者を「賢い Flash」扱いするとタイムアウトと請求がずれます。

種類ID 例実行場所用途
モデルgemini-3.6-flashAPI 推論低遅延・JSON・同期ツール
Deep Researchdeep-research-preview-04-2026ホスト研究ループ長時間検索
Antigravityantigravity-preview-05-2026Linux サンドボックスコード・パッケージ・ファイル

2026 年 7 月の追加

background=truestore=true 必須)、遠隔 mcp_serverrequires_action でのカスタム関数、environment_id での資格情報更新。

  • ☐ HTTP タイムアウトを超える → バックグラウンド+ポーリング
  • ☐ 社内データ → 遠隔 MCP
  • ☐ トークン期限切れ → 同じ environment_id で network を更新
  • ☐ 署名や Xcode → サンドボックスでは代替不可
ホスト環境は Linux です。iOS 署名と xcodebuildMacstripe クラウド Mac のような専有 M4 に残します。

ツール呼び出しはどう変わったか

宣言はほぼ同じ。変わるのはタイムラインです。outputs ではなく steps を走査し、thoughtgoogle_search_call も扱います。

for step in interaction.steps:
    if step.type == "function_call":
        run_tool(step.name, step.arguments)

ストリームでは step.start が関数名、arguments_delta が断片です。天気サンプルでは合法 JSON まで 7 断片。バッファなしだと Malformed_Function_Call になります。

作業2026
最終テキストoutputs[-1].textoutput_text
ツール検出outputssteps
ストリームcontent.deltastep.delta
引数一括オブジェクトarguments_delta を蓄積
停止判断推測requires_action

結果返却は previous_interaction_idfunction_result。ステートレスなら次ターンで steps を再生。Gemini 4 移行チェックリストと同じ順です。Gemini 3 系は関数呼び出しと Structured Output を同時利用できます。ツール前の大きな XML は避け、計画を別関数にします。

API 層の変更

2026 年 6 月から Interactions が既定です。POST は出力ステップ、GET /interactions/{id} が完全タイムライン。

能力generateContentInteractions
同期チャット新規推奨
Managed Agents主経路ではない完全入口
長時間自前キューbackground=true
遠隔 MCP自作mcp_server
版管理モデル IDApi-Revision
curl -X POST "https://generativelanguage.googleapis.com/v1beta/interactions?key=$GEMINI_API_KEY" \
  -H "Content-Type: application/json" \
  -H "Api-Revision: 2026-05-20" \
  -d '{"model":"gemini-3.6-flash","input":"Ping"}'

イベント名も変更:interaction.createdstep.*interaction.completed。ログの complete と状態機械の done の不一致は文字列の取り残しです。

Structured Output の正しい指定

response_mime_type は廃止。多型 response_format に MIME と schema を入れます。画像設定もここに移り、generation_config は思考パラメータ専用です。

interaction = client.interactions.create(
    model="gemini-3.6-flash",
    input="ログを3文で要約",
    response_format={"type":"text","mime_type":"application/json","schema":{"type":"object","properties":{"summary":{"type":"string"}},"required":["summary"]}},
)
print(interaction.output_text)

運用ログ 50 件で旧組み合わせは SDK 更新後 12/50 が 400。新形式は 0。ツールが途中に入ると output_text だけでは足りず steps を辿ります。

JSON 検証はサービス境界で。ピーク評価は日単位の クラウド Mac に逃がせます。

金曜障害を避ける移行順

内部カナリアではパーサだけ先に直し、エラー率は週内 18%→2%。Deep Research は翌週。

  1. Api-Revision を付ける
  2. steps 解析と引数バッファ
  3. response_format へインライン化し 20–50 件回帰
  4. ステートレスは steps 再生
  5. Agent は別フラグ+予算
  6. Grok 4.5 コスト と比較
  7. ロールバック手順を文書化

承認フローは Interactions だけでは足りません。Paperclip ガイド のように制御層はアプリ側に残します。

今切るべきか

状況推奨
新規 Gemini最初から Interactions
短い generateContent公式ペースで可、Agent は後回し
本番 JSON今週 response_format
長時間研究・コーディングManaged Agents を別枠で試験
ipa / 公証パッチは Gemini、ビルドは実 Mac

4 人のモバイルチームは Antigravity の Swift diff を共有ノートでビルドしてメモリが枯渇。以後 diff はサンドボックス、xcodebuild専有 M4 Mac Mini

FAQ

generateContent は即停止?

フルサポートと明記。ただし長時間 Agent は Interactions が先。

output_text だけで足りる?

単純テキストは可。途中にツールがあれば steps

background=true が失敗する理由は?

store=false と非互換。store を有効化して ID をポーリング。

Mac CI を置き換えられる?

署名とシミュレータは不可。

関数呼び出しと JSON 同時は?

Gemini 3 系は可。巨大 XML 前置は避ける。

まとめ

2026 年の核心は モデルと Agent の共通入口としての Interactions です。パーサと schema を先に直し、Agent フラグは後。ビルドと署名は Apple Silicon に残します。日単位の専有機が必要なら Macstripe のトップからノードを選んでください。

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